まずは基本の「カリカリ」ドライフード
キャットフードは水分保有量によって種類が分かれています。
水分保有量が12%以下のキャットフードは、ドライフードです。
多くのメーカーは10%以下の表示をしているところが多いです。
猫が食べるときに”カリカリ”という音がします。
猫好きの方の中ではカリカリと呼ばれることが多いキャットフードです。
ドライフードは適切に保存することで、カビが生えてしまったりということが少ないので扱いやすいといえます。
朝、ドライフードをお皿に入れてあげて、夜まで置いても安心して与えられるタイプです。
共働きや一人暮らしで猫だけでお留守番が多い場合には、ドライフードが楽だと感じる方が多いようです。
香りも味も大満足♪のウェットフード
缶詰やパウチなどで多いのが、
ウェットフードです。
水分保有量が75%以上のものです。
肉や魚の食感が残っていたり、スープがたっぷり入っているものなどもあり、
ウェットフードは満足感を得やすいキャットフードです。
ドライフードに比べると割高になります。
食べ残したまま置きっぱなしにしてしまうと、かびてしまったり悪くなってしまうことがあります。
風邪をひいてしまった時などには薬を混ぜて与えやすいので、普段ドライフードを与えていても、
時々はウェットフードを与えて食べられるようにしておくほうがいいです。
また、ウェットフードは歯周病になりやすいということもあるので、両方食べられるようにしておくことをおススメします。
普段与えないものは食べなくなってしまう猫が多いのです。
中間の柔らかさの「セミモイストタイプ」と言うものもあります。
猫ちゃんの年齢と飼い方に合わせて
キャットフードは猫の年齢によっても変えることが必要になります。
0か月から12か月以下の成長期、1歳から7歳の成猫期、7歳以上の高齢期で大きく分かれます。
成長の時期によって必要な栄養やカロリーが違ってくるので、猫の健康維持のためには年齢に合ったものを食べさせる必要があります。
飼い方によっても違いがあります。
「室内猫用・毛玉ケア・体重コントロール・尿路結石」に配慮したタイプなどです。
キャットフードの総合栄養食という表示ができるものは、そのペットフードと水だけで指定された成長段階に見合った健康を維持できる、バランスの取れた製品ということが証明されているものです。
ごはん以外の間食も、猫は大好きです。
お楽しみとしてあげるようにしましょう。
栄養ではキャットフードだけで十分なので、与えすぎは肥満になってしまいます。
オヤツのあげすぎには気を付けましょう。