猫同士がじゃれあっているのを眺めるのは和みますよね。「猫が1匹では寂しそうだから」「捨て猫を保護した」「飼い猫に子供が生まれた」など多頭飼育のきっかけはいろいろあると思います。
では、猫を買う時のコストは1匹のみの場合とどう変わっていくのでしょうか。
多頭飼いのコスト
・トイレ(基本的に共有しません)
・病院の費用
・エサ
・キャリー(通院、災害避難用)
・ブラシなどケア用品
・おもちゃ
・留守中のエアコン代
このように、多頭飼いでかかる費用は1匹増えるごとにそのまま増えます。「1匹も2匹もかわらないよ~」なんてことはありません。猫の性格によってはトイレが共有出来るかもしれませんが、猫砂は頻繁に替えなくてはなりません。また、病気の隔離のためにそれぞれケージが必要になる場合もあります。
それでは、節約の仕方はどうしたらよいでしょう。
まず、ケチって損をすることが一番の失敗例です。費用をケチるということはその分、猫または飼い主に負担がくる、または我慢を強いることになります。その挙句に余計なコストがかかってしまっては本末転倒です。
病院代
定期的にかかるのが、混合ワクチン(年1回)フィラリア予防(毎月1回)ノミ・ダニ予防(毎月1回)健康診断(年1回)の費用です。さらに去勢や避妊の手術代。
それ以外は病気にかかってから発生する治療費となります。
病気は重症化する前に治しましょう。病気にかかって猫が辛い思いをする、下痢や吐瀉物で絨毯を毎回掃除するなどはケチって損する典型的なパターンです。
動物病院の治療費は独占禁止法により自由診療となっています。そのため病院により料金が違いますので注意が必要です。腕の良いお医者さんで良心的な料金の動物病院を探すことも節約の方法です。
キャットフード
飼っている頭数が多いほど量販店で格安のキャットフードを買いがちです。食べ物が一番コストを抑えることの出来る項目だからです。
例えば1kg500円のキャットフードの場合1日あたりのコストは50円(×頭数)となります。
ではプレミアムフードと云われるキャットフードはどうでしょう。
このサイトで一番オススメのカナガンの場合1日あたりのコストは132円(×頭数)です。(定期コースで複数個注文の場合もう少し安くなります)詳しくはこちら⇒『カナガンキャットフード』
この2種類のキャットフードの値段の差は1日分のコストで82円。ひと月2,460円。1年で29,930円(×頭数)となります。
しかし、安いフードはやはり品質が劣ります。
猫に消化できない穀物(トウモロコシや小麦など)、肉副産物、人工の添加物などを使用しコストダウンをしているからです。そういうフードでは内蔵や皮膚の病気になったりアレルギーの原因になったりする危険性があります。
病気にかかると検査だけでも1項目5000円ほどかかりますし、入院したり外科手術をするような病気にかかってしまうと治療費も10万円以上かかることもあります。
もちろん猫も辛い思いをしますし、お世話の時間と手間もかかります。
健康管理と病気を未然に防ぐという意味で、毎日食べるペットフードは品質のよい物を選ぶ事をオススメします。