初めて猫を家に迎える人は、食事をどうするか悩むかもしれません。
すでに飼っている人でも、何となくキャットフードを与えていることもあるでしょう。
大切な猫の健康を守るためにも、日々食事のことについて勉強する必要があるかもしれません。
一度に理解するのは大変なので、少しずつ学んでいけば良いと思います。
キャットフードの選び方
猫が元気で暮らせるかは、飼い主の情熱にかかっているといっても過言ではありません。
人に好き嫌いがあるように、猫にも好みがあると言われています。
そのため、全ての猫が納得するようなものはありません。
色んな食事を与えてみて、どのようなものが好みなのか探るといいでしょう。
ドライとウェットの違い
キャットフードと聞いて、ドライタイプのフードをイメージする人は多いかもしれません。
猫のエサという感じがするため、何も考えず与える人もいるでしょう。
ただドライフードを与えるのもいいのですが、ウェットのキャットフードも魅力的です。
ウェットフードは適度な水分を含んでいるため、猫の本来の食生活に近いエサになります。
また、水分補給が足りないことが珍しくない猫にとって、水分のある食事は大変好ましいといえるでしょう。
また、乾燥しているものは水分が少ないため、猫にとってどうしても物足りないことがあります。
そのため、食事量が増えるかもしれません。
それがウェットフードなら水分でお腹が膨らむため、満足感が得られることが多いのです。
猫も食事量が多いと肥満になりやすくなります。つい多めに与えてしまう人にいいかもしれません。
年齢によるエサの違い
少し前まではネコのエサと聞くと、チキンや魚などの材料の種類で分ける程度でした。
しかし、最近では年齢によって食事を変えることも珍しくありません。
実際、最近のキャットフードの種類も「子猫用」や「成猫用」、「シニア用」と分かれています。
選び方にも夜会ったら猫の年齢で決めるのもいいでしょう。
栄養のバランス
猫のキャットフード選びで最も大切なのが、栄養のバランスです。
他の項目は多少大雑把に決めてもいいですが、栄養については真剣に考えてください。
キャットフードには「一般食」と呼ばれるものと、「総合栄養食」と呼ばれるものがあります。
一般食は栄養のバランスがとれないことが多いため、食事がこれだけだと栄養が偏るため注意が必要です。
総合栄養食は、それを食べていれば栄養のバランスがとれます。
適切な量と水があれば猫の健康を維持できるため、初めて猫を飼う人やキャットフード選びに自信がない人でも安心でしょう。
まとめ
動物と暮らすのは楽しいことですが、飼い主にはペットの健康を守る責任があります。
もし食事選びで困ったら、総合栄養食を選ぶといいでしょう。ドライフードとウェットフードを混ぜて、異なる食感を出すのもいいかもしれません。