アイムスは1946年に誕生した老舗のブランドで、長年の研究に基づき、愛猫の長生きのために必要な栄養をバランス良く実現したキャットフードです。今回はこのアイムスのキャットフードについて特徴、原材料と安全性、口コミ評判などを詳しくご紹介していきます。
アイムスブランドの特徴
「いつまでも元気で長生きしてほしい。」飼い主さんなら誰もが願う事ですよね。
アイムスは1946年に誕生したブランドで、生みの親であるポール・F・アイムスが、「猫ちゃんがいつまでも健康で長生きできる」という当たり前の幸せを実現するため、一切妥協のない高品質のペットフードを提供することを目指して作りました。
現在ではマースジャパンのブランドのひとつとなっていますが、その理念に基づき着色料などの猫にとって不要な添加物が入っていない、猫ちゃんの長生きをサポートしてくれる総合栄養食のキャットフードとなっています。
原産国はオランダで、年齢・嗜好・体系にあわせ、毛玉ケアや下部尿路疾患などの病気向けまで、ラインナップも豊富です。また、猫ちゃんに必要でない栄養素以外は、一切含まれていません。
猫にとって高いところにジャンプしたり、走り回ったりと、丈夫な筋肉を持つことは大切。そのため良質なタンパク質を摂取する必要があります。
ところが他のキャットフードのように大豆などの植物性のタンパク質では、脂肪が増えどうしても肥満傾向になってしまいがちです。
しかし、アイムスのキャットフードは肉類の量が豊富で、かさ増しゼロ。チキンやサーモン・ターキーなどの動物性のタンパク質だけでつくられているので、猫ちゃんのスリムな体系を維持することができるのです。
動物性のタンパク質を多くとる事により、あなたの猫ちゃんは筋力が増え、運動が活発にになり、消化吸収をうまく行える体になっていきます。消化吸収がうまく行えている証拠に、うんちのバランスもよくなっていくので実感できるでしょう。
アイムスのキャットフードは、大手スーパーやディスカウントショップ、ネット販売などで比較的手に入りやすく、価格も1.5kg入りが1300円から1500円程で一匹一日あたりのコストは86円から100円と、高品質なのにほぼ平均的なキャットフードの価格なのも嬉しいところです。
(キャットフード支出の平均は一日78.2円。ペットフード協会調べ)
アイムスは毎日の元気をサポートしてくれる、猫ちゃんの事を第一に考えられて作らた商品といえるでしょう。
http://www.iams.jp/cat-food/
アイムスキャットフードの原材料と安全性
アイムスのキャットフードは、主原料が新鮮な家禽類(かきんるい)です。チキンやサーモン、ターキーと、肉類が最も多い比重を占めているのも特徴で、猫ちゃんの健康に、最も大切な「動物性たんぱく質」が、たっぷり含まれています。それはすなわち良質なキャットフードであるということなのです。
さらに、食物繊維配合により、うんちが健康的になり、消化吸収の効果を実感できることでしょう。また、フィッシュオイル配合で、皮膚・被毛の毛艶を美しく健やかに保ちます。
歯ごたえのある粒は、歯垢を取り除くことに大変適してい、大切な「歯」のケアも考えて作られているのです。これにより高齢猫に多く起こる、歯周病などの病気を予防します。
それでは実際の商品の材料や成分などを確認してみましょう。
アイムス「成猫用 インドアキャット チキン」の原材料
- 肉類(チキン、家禽類、チキンエキス)
- とうもろこし
- 植物性タンパク、
- 大麦
- 油脂類(鶏脂)
- タンパク加水分解物
- 食物繊維(ビートパルプ、オリゴ糖)
- ユッカ
- 酵母
- レシチン
- ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、葉酸)
- ミネラル類(亜鉛、カリウム、クロライド、鉄、銅、ナトリウム、ヨウ素、リン)
- アミノ酸類(タウリン、メチオニン)
- 酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸、BHA、BHT)
- 保存料(ソルビン酸)
家猫用のキャットフードを例に原材料を詳しくみてみましょう。原材料のメインが肉類なので良質なタンパク質がとれそうです。また不要な着色料などが使われていないのも評価できます。
ただ、グレインフリーではないため、トウモロコシや大麦が入っており、穀類にアレルギーをもつ猫ちゃんには注意が必要です。また、酸化防止剤に発がん性の高いBHAやBHTが使われているのも気になるところです。
とはいえ、価格を考慮すれば穀物アレルギーがない猫にはアイムスはある程度はオススメできるキャットフードといえるでしょう。
※BHAやBHTなどが気になる方は、危険な原材料について解説したページをご覧ください。
これ大丈夫!?キャットフードに入っていると危険な原材料
アイムス「成猫用 インドアキャット チキン」の成分
- タンパク質 30.6%以上
- 脂質 12.6%以上
- 粗繊維 3.0%以下
- 灰分 8.0%以下
- 水分 7.5%以下
- カルシウム 1.1%
- リン 1.1%
- マグネシウム 0.08%
- タウリン 0.27%
- ビタミンC 180mg/kg
- ビタミンE 400IU/kg
- オメガ6脂肪酸 2.5%
- 代謝エネルギー366kcal/100g
アイムスキャットフードの口コミ評判は?
実際に使用している飼い主の評判は非常に気になる部分ですよね。そこでアイムスに関する口コミを調べてみました。
アイムスの良い口コミ評判
- 子猫用を食べさせています。栄養価が高く、またDHAも入っているので脳にも良いようです。
- 動物病院で勧められて食べさせています
- 少し太り気味と動物病院で言われたので、毛玉ケア体重管理用に変えました。
- アイムスに変えてから病気はしないし、毛艶がとても良くなって満足です
- ドライフードだけで充分!本当に良く食べてくれます。
- ずっと軟便&出血があったのですが、アイムスに変えることで綺麗な便になり満足しています。
- 不思議と、1回も毛玉を吐いたことがありません。驚いています。
アイムスの悪い口コミ評判
- アイムスはスーパーでも気軽に買えるのですが、いかんせんうちの猫の嗜好には合わなくてあまり食べてくれませんでした。
- 美味しそうに食べてくれない!しぶしぶ食べている感じ。
- 3匹いますが3匹ともこれだけを与えると2口ほどでどっかいってしまいます。
- 臭いが強いのでうちの猫はあまり食いつきが良くなかったです。また、形がまん丸なので噛みにくいのか、丸呑みしてました
- 袋を開けてしばらくするとちょっとにおいが酸化したようになります。もともとあぶらっぽいのでよりそんな風味になるのでしょうか。せめて小分けをしてくれたらありがたかったです。悩みましたが最近べつのフードに変えました。
- この餌だけをいれたところ、食べなかったため、いつも食べていた餌と混ぜて与えると、この餌だけ残してしまいました。
- BHTやBHAが入っているのを知って食べさせるのを止めた。
アイムスは販売しているお店が多いので、手軽に手に入ることも魅力の一つのようです。また、アイムスを食べるようになって毛ヅヤか良くなった、便の調子が良くなったという良い口コミが多い一方、臭いがきつくて食べない、相性がよくないという口コミもあります。ただ、総じて良い口コミが多い印象でした。
まとめ
猫ちゃんはとても我がままな動物です。そこも可愛らしいところなのですが、同じフードを与えていても、食いつきが悪くなったり、フードに見向きもしなくなり痩せてしまったりと、常に飼い主さんの頭を悩ませてしまうようなことも多々あります。
アイムスキャットフードは良質なタンパク質に加え、各種ビタミンをバランスよく含む事で、猫ちゃんの健康を第一に考え、開発されたキャットフードです。
それぞれの嗜好に合わせ、チキン味・白身魚味・サーモン味など猫ちゃんを飽きさせない、味の工夫も魅力の一つだと言えるでしょう。
また、子猫用やシニア用など年齢別はもちろん、体重管理用や・毛玉ケア・複数飼い猫用など、バラエティーに富んだラインナップで、種類も豊富です。
あまり知られていない事ですが、「ペットはドライフードだけで充分」と初めて明言したのもアイムス社なのです。リピーターの多さは業界一とも言われています。
たしかに少し気になる保存料は使われていますが、大切な猫ちゃんの健康維持に一役買う商品だといえるでしょう。
アイムスのおすすめ度
クロスケが独断と偏見でアイムスのおすすめ度を5点満点で、それぞれの項目を評価しています。
価格はコストパフォーマンス、安全性は添加物や着色料などを考慮して、口コミは良い口コミが多いかどうかで判断しています。
価格 | 安全性 | 口コミ |
---|---|---|
4/5 | 4/5 | 4/5 |
- なかなかお手頃の値段ということで価格は4を付けました。安全性の取り組みは高いと思いますが、発がん性の材料が使われていることを考慮して4にしました。口コミに関してはそれほど悪い評価がありませんでしたので4をつけました。