キャットフード

これ大丈夫!?キャットフードに入っていると危険な原材料

危険なキャットフードサムネール

愛猫に食べさせているキャットフードの袋の裏に書いてある「原材料名」の欄はじっくりと読まれた事はありますか? 実際に見てみると何だか聞きなれない材料名がたくさん並んでいます。じつはそこには猫の健康に悪い影響を与えるような材料が使われていたりします。

今回は原材料の中で、長期間猫に与えると危険な材料について詳しくご紹介します。

原材料名を確認しよう!

毎日の猫の食事代が大変だからと、ホームセンターやスーパーなどで買える大袋のエサを飼っている方も多いと思いますが、人間の食事と同じで、猫のエサも安価だとそれなりの原材料しか使えません。

そんな安価なキャットフードには、人が食べる食品に使ってはいけない原材料が多数使われているのが現状です。それはよく分からない海外のメーカーのものに限らず、CMなどでよく見かけるキャットフードなどでもです。

その様な粗悪な原材料を使ったキャットフードを食べ続けると、嘔吐や下痢、さらには生命にも係るような病気を引き起こすことも考えておかないといけません。それは、人間も同じですよね。

ですから、愛猫の命を預かる飼い主の義務として、購入の際はぜひ原材料名をチェックしてみてください。その時に、注意して見ていただきたいのが「肉類」「穀物(炭水化物)」「添加物」です。

この3点がなぜキャットフードに入ってると危険なのか、危険度理由をまとめていますので参考にされてください。

クロ顔05

危険度C

猫に穀物(炭水化物)は要らない?

猫はもともと肉食動物です。ですから、体質的に穀類は受け付けませんし、穀類を消化する消化酵素を持ち合わせていません。どんなに食べても栄養にならないのです。

そんな猫が、エサに含まれている穀類を摂り過ぎてしまうと泌尿器系の病気や、食物アレルギーを引き起こしてしまう可能性が高くなります。

にも関わらず、多くのキャットフードで穀類を使用しているのでしょうか?

肉類に比べると穀類の材料費はとても安いため、穀類を多く使えば使うほど安く販売することができるのです。とくに材料の先頭に穀類が書かれたキャットフードは要注意

食品表示法により原材料名は使用した原材料を重量順に表示しなければなりません。つまり、材料の先頭にトウモロコシや米、小麦などの穀類が書かれたキャットフードは、肉を少なめに配合してかさ増ししたキャットフードなのです。

このように穀類が先頭に書かれたキャットフードは、猫の健康よりも低価格にすることを重視したものと考えて間違いないでしょう。

穀物不使用のグレインフリーがオススメ!

本当に猫の健康を考えるなら穀類(炭水化物)ができるだけ少ないキャットフードか、グレインフリーのキャットフードを選んであげましょう。

グレインフリーとは「トウモロコシ、大豆、小麦、大麦、米」の穀類が使われていない、猫の健康を考えて作られたキャットフードのことです。材料が高いためフードの価格が少し高めになりますが、グレインフリーであれば猫がお腹を壊したりアレルギーで苦しむことはほとんどなくなります。また、良質なタンパク質を多く含むため毛ヅヤが良くなり、その栄養価から子猫から老猫まで食べさせることができるのです。

原材料の先頭に穀類が書いてないもの。できればグレインフリーを選ぶ。

危険な穀類などの表記

危険度 表記 備考
C ビートパルプ 甜菜(てんさい=ピート)から糖蜜を取ったカス。食物繊維。カサ増し。便秘
B セルロース 植物繊維。新聞やダンボールなどを含む場合も。カサ増し。便秘
C 精製小麦 精製された小麦。栄養価が低い。糖尿病
C 精白小麦粉 精製された小麦粉。栄養価が低い。糖尿病
B コーングルテン トウモロコシからデンプンを取った残りカス。タンパク質のカサ増し。アレルギー誘引物質。
C 大豆ミール 大豆メーカの廃棄した残りカス。増量目的。鼓腸症
C 脱脂大豆 大豆メーカの廃棄した残りカス。増量目的。鼓腸症
危険度B

肉類の4Dミートとは?

牛や鶏などで、人が食べられない様な部位から「肉骨」「加水たんぱく質」「動物性脂肪」を作り出す工程を「レンダリング」と言います。

このレンダリングによって作り出されるのが「4Dミート」と言われるものです。

4Dミート

  • DEAD…すでに死んでいた動物の肉
  • DYING…死にかけだった動物の肉
  • DISABLED…障害のあった動物の肉
  • DISEASED…病気だった動物の肉

この様な肉は、人間が食べる食品には絶対に使われることはありません。

ですが、廃棄処分するにもお金がかかります。そんな4Dミートをペットフード製造業者はタダの様な値段で買取ってペットフードに使っている商品があるわけです。

キャットフードの原材料の欄に、「ミートミール肉類魚類」などと、ハッキリとした材料名が表示されていなかったら、それは4Dミートを使っていると考えて間違いないでしょう。

ただ、チキンミールビーフミールなどのように何の肉か分かる場合も、安いキャットフードの場合は内臓や血、爪や骨などの肉副産物を混ぜられている場合があります。

また逆に、高いキャットフードの場合は、副産物を混ぜずにしっかりとした材料で作ったミールだったりするので、決めつけるのはやめてメーカーに問い合わせてみましょう。

この表示は4Dミートの可能性が高い

  • 加水たんぱく質
  • 動物性油脂
  • ミートミール
  • 家禽ミール家禽副産物粉
  • 肉の副産物

ペットフード製造業者には、レンダリングされた原材料なのかどうかの表示義務がありません。もし、このような表示があったら、レンダリングされた原材料の可能性が高いペットフードと言えるでしょう。

人間用の食品でも、良い材料を使っている場合は商品アピールのためにもしっかり材料名が書かれています。それはキャットフードでも同じです。七面鳥を使ってあれば、「七面鳥」「ターキー」と書かれていますし、鮭を使っていれば「鮭」や「サーモン」と書かれているのです。それが「鳥類」や「魚類」と書かれているのは4Dミートだから。4Dミートの場合、「ターキー」や「鮭」などの表記は使えないのです。

ですから原材料の表示が、「鶏・七面鳥・サーモン・ニシン」などのように肉の種類がしっかりと書かれているペットフードを選ぶようにすれば間違いありません。

原材料に「鶏・七面鳥・サーモン・ニシン」と書かれているものを選ぶようにする。

危険な肉類などの表記

危険度 表記 備考
B 加水たんぱく質 水の作用により細かくした4Dミート由来のたんぱく質
B 動物性油脂 不明肉の4Dミートの油脂
B 豚副産物 内蔵や爪などの肉以外の部位
B 家畜副産物 不明の家畜の内蔵や爪などの肉以外の部位
B ミートミール 何の肉かわからない4Dミートに肉副産物をまぜたもの
危険度A

添加物は猫にも危険!?

キャットフードに入っている添加物には、保存料・着色料・防腐剤・香料・塩などがあります。

良質の材料で作られたキャットフードであれば、塩・香料・甘味などの添加物は基本的に必要ありません。塩は必要な栄養素のひとつですが、汗腺が発達していない猫は汗をあまりかかないので、それほど塩分を必要としていません。塩を摂り過ぎると腎臓系の病気になりやすいくらいです。

ではなぜキャットフードによっては香料や塩が入ってるのでしょうか?

それは、良質の新鮮な原材料を使っていないから。質の悪い材料で作ったキャットフードでは猫が食べてくれないので、猫が食べたくなる匂いと味をつけて食いつきを良くしているというわけです。

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着色料は危険

着色料はどうでしょう。キャットフードの中には緑や赤といった着色したフードを見かけることがありますが、猫には人間のように色を認識しているわけではありませんし、特に「赤色」は識別できていません。

この赤色の着色料には、二酸化チタン赤色102号といった発ガン性が指摘されヨーロッパ各国では使用禁止に指定されている成分が多数あります。もちろん、人間用の食品には使えないものばかりです。

そんな危険な着色料でわざわざキャットフードが色付けしてあるのは、原材料による色のばらつきを着色することでごまかして「美味しそうな色だから猫が喜びそう」と、愛猫を思う飼い主の心理を利用して購買意欲をかき立てるためです。

保温材・防腐剤

保存料や人工防腐剤などの成分はどうでしょうか。表示を見てみると「BHABHTエトキシキン含有量」などと記載してあるものがあります。

  • BHA・・・殺虫剤、ガソリンの酸化防止剤などに使われている保存料で、人間が食べる食品には使用できません。
  • BHT・・・キャットフードなどの飼料用に人工防腐剤として使用されますが、人間が食べる食品には認められていません。
  • エトキシキン・・・枯葉剤の防腐剤として使用されたことで有名ですが、人間用には認められていない人工防腐剤です。

いずれも人間には使用できない危険な成分となっています。できるだけ「BHA・BHT・エトキシキンは使用していません」と表示しているフードを選びましょう。

この様に人工防腐剤も着色料も、人体でさえ有害な物質なのに人間と比べてはるかに小さな体の猫には、人間の数十倍の害があるといえるでしょう。実際に添加物まみれのペットフードを与えることによって肥満、皮膚病、アレルギーなど猫の現代病を引き起こしている要因だといわれています。

ドライフードはある程度日持ちがするように作られるため、保存料や防腐剤がなければカビが付き腐敗してしまいます。しかし、自然由来のものであれば危険はありません。健康のためには人工的な添加物を避け、安全なものを使用したフードを選びましょう。

香料・着色料は不使用のもの、保存料は自然由来のものを選ぶ。

危険な添加物

危険度 表記 備考
A 二酸化チタン 着色料。発がん性、アルツハイマー、不妊
A 赤色2号 着色料。発がん性の疑いがあり、米国では使用禁止
A 赤色102号 着色料。アレルギーの疑いがあり、米国やカナダなど使用禁止国が多い
A 黄色4号 着色料。じんましんに注意
A 黄色5号 着色料。喘息やアレルギーの疑いあり
A 青色1号 着色料。発がん性の疑いあり、欧州諸国では使用禁止
A BHA 酸化防止剤。人間の食品には使用禁止。発がん性
A BHT 酸化防止剤。人間の食品には使用禁止。発がん性
A エトキシキン 酸化防止剤。人間の食品には使用禁止。発がん性
B プロピレングリコール 防腐剤・保湿剤。貧血。目や皮膚の障害
B ソルビン酸 防腐剤。亜硝酸ナトリウムがあると発がん性に。・
B 増粘安定剤 粘りやとろみをあたえる。単体では問題ないが発がん性物質と併用すると発生確率が上昇する。

まとめ

家猫は飼い主から与えられたものを食べるしかありません。ましてや、そのフードの原材料がどんなもので出来てるかなんて知る由もなく、美味しそうに食べていす。

もしあなたが猫の立場だとしたら?考えてみてください。

手軽に買えるキャットフードにも「プレミアムフード」と謳っているのを見かけますが、原材料の表示を見るとに人工的な保存料が大量に含まれるもの、グレインフリーとは無縁のフードがお店に堂々と並んでいます。

パッケージの印象から中身も高品質のフードだと思って購入するまえに、裏側の原材料名にもっと気を付けて欲しと思います。

つい先日、わが家の猫の定期検診に動物病院を訪れた際、「ネコにとっての理想のキャットフードはどんな内容が良いのですか?」と、先生にお聞きしたところ「そりゃあ、人間でも食べられる品質のキャットフードですよ!」と、即答してくださいました。動物病院の先生の意見ですから納得です。

ちなみに、わが家も今回紹介した「穀類」「肉類」「人工の添加物」が含まれていないグレインフリーのキャットフードを通販の定期便で購入しています。お陰で元気で健康そのものです。

グレインフリーのキャットフード
⇒『カナガンキャットフード』

考えてみたら、猫も家族の一因です。できるだけ安心して与えられるキャットフードを選ぶようしたいものですね。

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