アメリカの獣医師が自分の飼い猫に選ぶフードNO.1というヒルズのキャットフード。
「サイエンス・ダイエット」の名称で広く知られています。

この記事ではヒルズのキャットフードの特徴、原材料と安全性、口コミ・評判についてご紹介していきます。

愛猫家必見！安全なキャットフードのランキング

ヒルズのキャットフードの特徴

人間でもそうですが、病気や老化に大きく関係する活性酸素。

ヒルズのキャットフードは活性酸素から猫を守る為、バランスに富んだ栄養と抗酸化成分をふくんだ食事で、免疫力を高め健康を維持することを目的としています。

また「総合栄養食」なので水とフードだけで１日に必要な栄養バランスを満たしており、さらに猫ちゃんが喜んで食べてくれるように、食いつきの良さ、美味しさも工夫されています。

ヒルズのキャットフードの種類には、オーソドックスな「サイエンス・ダイエット」、さまざまな猫ちゃんのタイプによって細分化された「プロ」、病院などで処方で出されることも多い「特別療法食」のフードがあります。

これらのフードから最適なものを獣医師などフードのプロがアドバイスしてくれるシステムもあり非常に便利です。

ヒルズのキャットフード公式ページ
http://www.hills.co.jp/

ヒルズのキャットフードの原材料について

ヒルズのキャットフードは、製品により比率こそ違いますが主な成分はタンパク質。

また脂肪、炭水化物も高品質なものを使用しています。

また大切なのは原材料。

フードの中の栄養素バランスと量の関係や、カロリー濃度と消化吸収などが重要なので「肉類」などの不明瞭な言葉では表示していません。

低脂肪、低カロリーで、フードの中には５０種類以上の栄養素を配合。

酸化防止には自然派成分のミックストコフェロール（ビタミンE）、クエン酸、ローズマリー抽出物を使用しています。

まさに安心・安全のフードであり、猫ちゃんの成長段階・状態に合わせた給与量の目安を守るだけで、猫ちゃんの健康を維持をすることができるというわけです。

それでは実際に原材料を詳しく見てみましょう。

こちらは「サイエンス・ダイエット 下部尿路の健康 アダルト チキン 成猫用」です。

原材料のメインはチキンやターキーを原料としたトリ肉です。

もちろん、見たところ着色料や危険な添加物は含まれていません。
その点は評価できます。

ただ、グレインフリーのキャットフードではありませんので原材料の二番目には小麦が使われています。
小麦はグルテンというアレルギーの原因になりやすい成分を含むのが残念です。

また、トウモロコシや米といった他の穀類もたくさん入っています。
さらにコーングルテンが余計です。

ペットフードの表記で「とうもろこし」ではなく、わざわざコーングルテンと分けてあるものは質の悪いものを意味します。

コールグルテンもアレルギーを引き起こすとも言われていますので、これが入っているのは明らかにマイナスです。

穀物類にアレルギーを持つ猫は意外と多いので、この商品を初めて与える場合は、ご飯のあとに鼻水が出るなどのアレルギーの症状がでないか注意する必要があるでしょう。

次に成分を確認してみましょう。

成分はタンパク質がそれなりの数字で、脂質が結構高めとなっています。あとは原材料のマイナス部分をどう考えるか次第でしょう。

ヒルズのキャットフードの口コミ・評判は？

さて、やはり一番知りたいのは、実際にヒルズのキャットフードを猫ちゃんにあげている飼い主さんたちの声ですよね。
そこで楽天やAmazonの口コミを元に良い口コミ・悪い口コミでまとめてみました。

口コミ評判を見る限りでは、価格と結果のコストパフォーマンスのバランスが丁度よいと感じる方が多いようです。

口コミ評判を見る限りでは、味が猫の好みに合わない・飽きているという意見が特に多い印象で、総合的には美味しくない側の意見が多めです。

ヒルズのキャットフードは危険？

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ヒルズのキャットフードは危険というウワサ

ネットで調べていると「ヒルズのキャットフードは危険」というウワサが出てきます。

これには２つの理由があります。

まずは１つ目。

ペットフードに含まれる肉類とラベル表示に嘘が！？

2015年にイギリスのノッティンガム大学が17種類のペットフードのタンパク質のＤＮＡ鑑定を行い、含まれている肉の種類が牛、鶏、豚、馬のうちのどれなのかを調べたというレポートが公表されました。

実験ではメジャーなドッグフード10種類と、キャットフード7種類のDNA鑑定を実施。
そのうち14種類にラベルの記載とは違う肉を含んでいたことが分かりました。

多くのペットフードのラベルに、ビーフ、チキン、ポークの記載がないにも関わらず、それらのDNAが含まれていたのです。

このキャットフード7種類の一つがヒルズの「プリスクリプション・ダイエット（特別療法食）」。
主原料にが「チキン」との表示があるにも関わらずDNAの検査でニワトリが含まれていませんでした。

※海外のサイトですが、こちらに詳細が書かれています。
Acta Veterinaria Scandinavica

アメリカでもっとも推奨しないペットフードに！？

また、アメリカのフード雑誌「The Whole Dog Journal」の調査では、2003年のもっとも推奨しないペットフードにヒルズの「サイエンス・ダイエット」が選ばれたこともあります。

この二つの理由によりヒルズのキャットフードが危険と言われているようです。

たたし、最近ではそういった悪い噂はありません。
あまり気にしなくても良いのではないでしょうか。

まとめ

ヒルズのキャットフードは、猫の健康を第一に考えたフードということで、インドア、太っている､高齢など、猫ちゃんの特性で考えてタイプを変えられるのは良い点でしょう。

ただ、口コミを見てもわかるように、キャットフードに関する好き嫌いは個体によるものもかなり多く、また、排泄物の臭いも気にならない人と、ものすごく気になる人もいるので、感覚的なことは経験してみないとなんとも言えません。

とはいえ、ヒルズのキャットフードは国産の一般的なペットフードより値段がお高めなのにお試しのサイズがないので、新規購入を考えるのはじつに悩ましいところです。たしかに返金保証はありますが、保証の期間が短く送料もかかることを考えるとそれなりの出費は覚悟しておくほうが良いでしょう。

病院で食事療法としてヒルズのキャットフードが出されている場合は、次回からはインターネットの通販サイトで購入されると少しは安く手に入れることができます。ぜひ先生にはそう話して、そちらを利用されるといいでしょう。

また、多頭飼いなどなさっている場合も経済的な負担も大きくなりがちです。そんな方には大袋のフードがありますので、そちらをインターネットで購入されると安く買えますしお得です。

あなたの猫ちゃんも、太ってる、毛艶がどうも悪い、運動しない、餌をあまり食べないなど、ちょっとした悩みがあれば、ヒルズの健康キャットフードに変えることを考えても良いかもしれません。

ヒルズのキャットフードのおすすめ度

クロスケが独断と偏見でヒルズのキャットフードのおすすめ度を5点満点で、それぞれの項目を評価しています。
価格はコストパフォーマンス、安全性は添加物や着色料などを考慮して、口コミは良い口コミが多いかどうかで判断しています。

価格	安全性	口コミ
4/5	３/5	3/5

価格に関しては値段が結構高めなので4としました。安全性に関しては、2015年の件やグレインフリーでないことから3としました。口コミもさまざまな不満の声がありましたので3としています。

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